統一地方選挙の結果を受けて
- 日本若者党代表 桜井悟
- 2015年5月10日
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1、2015年統一地方選挙の結果が、前半戦(県知事・県議選)・後半戦(市区町村議選)ともに出そろった。日本若者党は、このたびの選挙において特定の候補者・政党に対する支持表明や、特別の支援を行わなかったが、わが党が現在最重要視している政治課題は、安倍政権による労働法制改悪の流れを断ち切ることであり、当然、その流れに合致する政治勢力が地方政治において勢力を伸ばし、安倍政権の悪政にNOの民意が突き付けられることを望んでいた。
2、実際の結果を分析すると、このたびの統一地方選において勢力を伸ばした主な政治勢力は自民党と共産党であり、民主党が大きく議席を減らす結果となった。労働法制改悪にNOを突き付ける政治勢力の一つである民主党の勢力が後退し、自民党が勢力を伸ばすことになったのは大変残念な結果である。一方で共産党が躍進していることは、安倍政治に不満を持つ民意が確実に存在し続けている、という希望を示している。
3、とはいえ、自民党が議席を大幅に伸ばし、野党勢力がおおむね退潮の傾向にあることは、国民がいまだに安倍政権に期待している、あるいは安倍政権の代わりを見つけられずにいることを示しており、残念ながら日本若者党の主張は敗北したと認識せざるを得ない。日本若者党は今後、より一層、安倍政権の政治の危うさをインターネットから発信し、世論の改革を目指してゆく。
以上
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