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2016年 あけましておめでとうございます。

 あけましておめでとうございます。日本若者党代表の桜井悟です。旧年中は大変お世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。

 2013年4月3日、日本若者党は「若者を大切にする政治」を目指して結成されました。高齢化という、人類が史上いまだかつてほとんど経験したことのない社会現象が、急速に進行しつつある我が国において、現在行われている、高齢者偏重の政治を打破し、若者を大切にする政治へと転換することは、今を生きる「若者」にとっての利益であるばかりでなく、これから生まれくるすべての将来世代からの緊急の要請です。100年先の日本の姿に思いを致すとき、もし、いまこの「高齢者偏重」の政治を打破することがかなわなかったならば、私はそこに明るい未来を見出すことはできません。  私たちに今必要なことは、希望をつくることです。私は、人間の社会が発展してゆくために一番必要なことは、希望だと思います。昨日より今日はよくなって、今日より明日はもっとよくなっている、という希望なしに、人間の発展はあり得ません。1年後の自分の姿に希望を見出すことのできない若者が、100年後の国家の発展を築くことができるでしょうか。

 しかし、残念ながら、2015年の政治は、若者に希望を与える方向へと動いたとは思えません。  まず、労働者派遣法が改悪されました。日本若者党は、この改悪に断固反対の立場を貫き、微力ながら、この法案の危険性を周知する活動をしてまいりました。労働・雇用環境の問題は、「若者を大切にする政治」を目指すわが党にとって、最重要課題の一つです。もしもこの改悪案が通ったなら、若者からまた一つ、明日の希望が奪われることになるとの思いで運動をしましたが、残念な結果となってしまいました。  また、子供の貧困問題も深刻です。日本若者党は、子供の貧困問題の早急な解決を訴え、2015年に「子供の貧困問題対策案」を発表しました。この中で若者党は、子供の貧困問題は、単に金銭的な欠乏という問題にはとどまらないことを指摘し、国家的な対策の必要性を論じました。こののち、安倍政権は「一億総活躍」の一環として、はじめて本格的な子供の貧困対策に乗り出しましたが、その手法から見ても、安倍政権が子供の貧困問題の深刻さを理解しているとは到底思えません。

 ただし、そのなかでも、新たな希望は芽吹き始めています。  たとえば、太陽新党(当時)との政策協定を締結することができました。この中で両党は、立憲主義の秩序回復と、現行憲法のもとでの集団的自衛権行使は一切認められないということを確認し、また先述した子供の貧困問題についても、日本の根幹を揺るがしかねない重大問題だとしてその対策の必要性を確認しました。  もちろん、過大評価はいけません。我々が現状もちうる影響力について、客観的な評価、反省が求められますが、この政策協定の締結によって、「インターネットから政治を変える」「若者が夢と希望を抱くことのできる社会を実現する」という我々の共通した志が確認されたことの意義は、だれにも否定できないでしょう。

 2016年の日本若者党の活動目標については、党内で順次検討を重ね、決定次第改めてご報告いたします。  今年の夏には、参議院議員選挙が予定され、この選挙は、ともすれば、衆参W選挙となることも予想されます。また、この選挙では、初めて18歳以上の若者が選挙権を行使し、私たちの代表を選出することになります。新たに選挙権を手にする若い世代の投票行動に、インターネット政党がどれだけの影響力を及ぼし得るか、という点について、早急な検討が必要でしょう。  シルバー民主主義を打破し、若者を大切にする政治を実現する――日本若者党は、この一大目標に向かって、2016年も挑戦してまいります。皆様の変わらぬご支援とご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

日本若者党 代表 桜井 悟 

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