礒崎陽輔首相補佐官の発言に抗議する代表声明
(1)安倍晋三首相の側近中の側近である礒崎陽輔首相補佐官(自由民主党、大分県選挙区選出)は、7月26日、大分市で行った講演で「法的安定性は関係ない」などと発言した。さらに、前日の7月25日にも「法的安定性でね、国守れますか、そんなもので守れるわけないんですよ」などと発言していたことが発覚している。
(2)日本若者党は、近代立憲主義を擁護する立場から、この礒崎首相補佐官の発言に対し、断固抗議する。どんなにその法律が必要であっても、憲法に反する限り、それを制定することはできないというのが、近代立憲主義の大原則であって、我が国においては、1889年に大日本帝国憲法が施行されて以来の常識である。首相補佐官という、内閣総理大臣の側近中の側近がこのような認識でいることは大問題であり、礒崎補佐官はただちに国民の前で釈明し、その職を解かれるべきである。
以上