戦後71年：敗戦の日にあたって

太平洋戦争(大東亜戦争、アジア太平洋戦争)の敗戦から71年が経ちました。あの戦争を戦った英霊を顕彰するとともに、日本国内外で戦争の犠牲となった多くの人々と、その奪われた日々、また遺された遺族の過ごした苦難の日々をしのび、改めて平和の尊さに思いを致します。 戦前、我が国は、明治維新以来の富国強兵政策により、世界における「五大国」の一角を占めるとともに、植民地主義・帝国主義的性格へと変質し、時には相手国の主権を踏みにじるような形で、中国・韓国をはじめとしたアジア諸国へと侵略・進出を行いました。こうした歴史の反省に立ち、日本若者党は、あらゆる侵略戦争、帝国主義に反対し、世界平和を追求してまいります。 今日の世界においても、残念ながら侵略・帝国主義的国家はいまだ駆逐されていません。中国は国力の増強に伴い、周辺諸国の主権を侵害する形で海洋進出をすすめています。我が国では、その当事国でさえ「侵略」という評価が定着しつつあるイラク戦争について、当時米国による侵略を支持した日本政府から反省の声は聞かれません。 日本若者党は、イラク戦争への協力に対する反省を引き続き日本国政府へ促してまいります。