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川内原発再稼働に対する抗議声明

  • 桜井悟
  • 2015年8月11日
  • 読了時間: 2分

(1)8月11日、九州電力は川内原発1号機原子炉から、核分裂を抑える制御棒を引き抜く操作を行い、川内原発を再稼働させた。川内原発1号機は、同日午後11時ごろ、臨界と呼ばれる状態に入った。1年11か月続いてきた、原発ゼロの日本に終止符が打たれた。

(2)日本若者党は、原子力発電所の一切の新造・再稼働を許さない立場に立っており、今回の川内原発再稼働を強く非難するものである。政府・安倍首相は、「規制基準に合格した原発は順次再稼働を進めてゆく」と表明しているが、原子力規制委員会の田中委員長は「規制基準は原子力施設の建設や運転等可否を判断するものであり、絶対的な安全性を保障するものではない」としている。規制委は、自らが規制基準に適合すると判断した原発の安全性を保障しないし、また政府は、原発の安全性に関する責任を規制委に丸投げしている。福島第一原子力発電所の事故から4年以上が過ぎてなお、あの事故の原因がどこにあり、責任の所在はどこにあるのかははっきりしていない。そしていま、もしものときの責任の所在があいまいにされたまま、原発が再び再稼働したのである。

(3)日本若者党は、原子力発電所の新造・再稼働の一切を容認しない立場を堅持し、その立場で共通するすべての政党・団体・運動・個人と連携し、この暴挙を糾弾し、ストップをかけるものである。われわれの美しい国土を、再び原発事故によって汚すことがあってはならない。原発事故によって、愛するふるさとを失う悲しみを、国民に二度と味あわせてはならない。東日本大震災でわれわれの学んだ教訓から目をそらす安倍自民党政権には、もはや退陣の道しか残されていない。

 
 
 

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